私と中国語との出会いは大学時代のことです。軽い気持ちで第二外国語に中国語を選んだのですが、勉強していくうちに中国に対する関心が大きくなっていきました。日本文化と似て非なる中国文化に惹かれて、在学中に短期で2度、社会人になってからは休職して1年間、計3度中国へ留学。そうして身につけた中国語を維持し、さらに仕事ができるレベルまで引き上げたいと思い、2005年にサイマル・アカデミーに入学しました。 最初に受講したのは、実践中国語コースのレベル3です。週1回、2時間の授業では足りないのではないかと思っていましたが、ディスカッション主体の授業は非常に濃密。さまざまなテーマについて意見交換する演習は、表現力に関して得るものが大きかったと思います。 その後、通訳者養成コースの入門科へ進み、現在は基礎科で学んでいます。さまざまなシチュエーション別に逐次通訳を行う演習を重ねていきますが、状況に応じた専門的な語彙や表現が身についてきました。 通訳では中国語と日本語、双方に訳す場面があるので、日本語もおろそかにできません。瞬時に適切な表現で訳すというのは母国語であっても非常に難しく、改めて日本語の大切さを実感しています。日中通訳に関しては、どうしても同じ表現や文型ばかり使いがちなのが欠点。ただ、先生がさまざまな訳出のバリエーションを示して下さるので、視点が広がり、とても参考になります。 入学時は独学も可能だと思っていましたが、やはり授業というのはさまざまな点で有益です。先生が受講生それぞれの弱点を指摘してくださるので、何を学べばよいかが明確になり、弱点克服につながります。自宅での勉強方法や、最新の中国・通訳事情など、貴重な情報を聞くこともできます。また、互いに励まし、刺激し合えるクラスメートの存在も独学では決して得ることのできないものです。先生方の厳しい指導のおかげで、いい意味での焦りや危機感が生まれ、学習意欲がかき立てられる。得るものの大きい授業なくして、私の勉強はあり得ません。 最終目標はプロの通訳者になること。勉強を地道に積み重ねて、いつの日か夢を叶えたいですね。
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