

英語には昔から興味があり、大学も英米文学科を専攻していました。その後ブランクが空いてしまったため、英検1級・TOEICに目標を定めて英語の勉強に再チャレンジ。参考書は自分で揃え、独学で学習しました。英検は無事合格し、TOEICは965点を獲得。さらに英語の学習を極めたいと、サイマル・アカデミーの夏期集中プログラムを受講したのです。そのプログラムの中で翻訳コースを受講し、翻訳の中にも更に様々な分野があることを知りました。金融・経済・法務などの産業分野を扱う「産業翻訳」の学習は私にとって特に新鮮なものでした。各分野の専門知識はあまり持っていなかったのですが、分からないなりにとても興味深く、英語力だけでなく今まで知らなかった業界の様々な知識が身につくことが格別の楽しみでしたね。やっと文章を訳せても日本語の意味が分からないことがあり、クラス皆で一緒に勉強したりしました。そうしたクラスメートの存在はとても心強かったです。



その後、本格的に学ぼうと翻訳者養成コースの基礎科から受講を開始しました。サイマル・アカデミーの翻訳の授業は、高校生の英文法の授業の様に明確な解答が提示されるような進め方はしません。最初はとまどいましたが、実はこの経験を通して、自分で考えたり調べたりする力が身についてくるのだと思います。模範訳を提示されないのは、答えが1つではないからというということもあるんですよね。おかげで産業翻訳にふさわしい表現も、徐々に身につき、応用が利くようになったと感じています。もちろん授業以外での勉強も欠かせません。先生に推薦された経済学の本や日経新聞なども読み、各分野の専門知識をつける努力をしています。1つの雑誌の英語版・日本語版を入手して比較することもあります。リサーチにもとても時間をかけています。将来、翻訳者になりたいと思って頑張っていますが、校正や編集者など関連した仕事もあるので、それらに携わり業界を学びながら少しずつキャリアアップできればと考えています。 |