

外資系証券会社で培った金融知識や英語力を何かの形で活かしたい。それが翻訳の勉強を始めたきっかけです。様子見のつもりでサイマル・アカデミーの夏期集中講座「英日翻訳入門」を受けたところ、翻訳が英文和訳とはまったく違うこと、いかに自分が英文和訳に毒されているかということを痛感。学ぶべきことがたくさんあると知り、学習欲を刺激されて、翻訳者養成コースの受講を決めました。 授業を受けてみて、訳語をつないでいくだけの英文和訳からどうすれば抜け出せるのかがわかりました。全体として何が書かれていて何を言わんとしているのか、それをまず理解する必要があるんですね。そのために不可欠なのが背景知識。財務諸表やコーポレートファイナンスといった生きた教材によって、プロとして知っておくべき金融知識を幅広くカバーできました。「知識なくして翻訳なし」という大原則を実感できたことはとても大きいと思います。その場で翻訳する演習によって、翻訳の手順を体感できたこともよかったですね。また英語の読解力不足や日本語文章のクセも把握できたので、いまは明確な学習目標をもって勉強に臨んでいます。



先生が独自に用意された資料があるのですが、これは私にとっての宝。有益な情報を惜しげもなく披露してくださる先生には、とても感謝しています。ただ添削して終わらせるのではなく、その理由を受講生たちに考えさせようとする指導もまた、このクラスの醍醐味です。総じて、「翻訳とは何か、プロには何が必要なのか」を肌で感じられるすばらしい授業だと思います。 いまは育児に追われているので、勉強時間が限られてしまうのが悩み。授業についていくための勉強をこなすので精一杯ですが、自分なりのペースで学習を続け、いずれ翻訳の仕事ができるようになればと思っています。もうしばらくは本科に在籍し、さまざまな教材で勉強していこうと考えています |