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プロ通訳者になるための心構えや覚えておきたいマナー

プロ通訳者になるための心構えや覚えておきたいマナー

語学のプロフェッショナルである通訳者は、今後ますます需要が高まると考えられている職業のひとつです。語学を学んでいる人のなかには、通訳者になることをめざしている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、通訳でプロになるための心構えや、通訳者として働く上でのマナーについて詳しく解説していきます。

プロの通訳者になるための心構え

グローバル化が急激に進む日本では、英語の話せる人が昔と比べて大幅に増えています。留学やワーキングホリデーなどで海外生活を経験したことがあるという人も決して珍しくはありません。「日常会話程度の英語なら話せて当たり前」という人が多いなか、「プロ通訳者」には必然的により高いレベルが求められています。

通訳者としての高い英語力やスキルを持っていることはもちろん、柔軟な対応力や高いコミュニケーション能力、情報収集力、知識をアップデートする力など、プラスαのスキルが不可欠だということを理解しておく必要があります。

プロの通訳者に必要なマナー

フリーランスで通訳の仕事をする場合、まず通訳エージェントから仕事の依頼を受け、案件についての資料を確認した後、当日クライアントと直接会って通訳を行うのが一般的です。そのため、エージェントとクライアントそれぞれに対して、配慮が必要になります。

スケジュール管理や体調管理といった社会人としての基本的なマナー以外に、通訳者にとって必要なマナーをしっかりと理解しておきましょう。

エージェントへの対応時のマナー(業務前日までの対応)

フリーランスの通訳者にとって、クイックレスポンスは絶対に死守すべきマナーのひとつです。メールや留守電はこまめにチェックし、エージェントからの連絡には素早く対応しましょう。依頼を何でも受けるのではなく、自分の能力を客観的に判断した上で、余裕のあるスケジュールを組むことも大切です。

また、その案件についてどのような資料をもらえるのかも必ず事前に確認しましょう。その上で資料が足りない時には自分で情報収集をしたり、専門用語を勉強したりといった事前準備も不可欠です。

クライアントへの対応時のマナー(業務当日の対応)

通訳当日は、余裕を持って会場へ入り、会場の状況(通訳する際の立ち位置、資料配布の有無など)をチェックしましょう。通訳の始まる前には必ずクライアントに挨拶をして、通訳内容の最終確認を行います。

通訳者はあくまでも裏方ですので、TPOに合った清潔感のある服装で黒子に徹することが大切です。また、通訳が終わったら、クライアントに挨拶をするだけでなく、エージェントにも連絡を入れておくことも必要です。

通訳の仕事に必要な道具

プロの通訳者として完璧な仕事をすることこそが、お客様に対する一番のマナーであるわけですが、通訳当日にベストなパフォーマンスを発揮するために、多くの通訳者が使っている道具があります。ペンやメモ帳といった筆記用具はもちろん、電子辞書、イヤホン、喉をケアするための飴やスプレーなどは、多くの通訳者が会場に持参しています。

またその他にも、広い会場で配布されていない資料が突然会場スクリーンに投影された場合に、通訳ブースからスクリーンを見るために「オペラグラス」を持参する通訳者もいます。通訳中に知らない言葉に遭遇した時に、その場で調べ物ができるように「Wi-fiとタブレット端末」を持っている通訳者もたくさんいます。また、同時通訳ブースで使用するイヤホンも、自分の使い慣れた「マイイヤホン」を持参したり、中には同時通訳のブースに設置されている機材によってイヤホンジャックの形が異なる場合もあるため、いくつか形の違う「イヤホン変換プラグ」を持って行く通訳者もいます。

すでにプロとして活躍している通訳者も日々ベストなパフォーマンスを届けるために様々な工夫をしています。これから通訳者をめざすみなさんも、上記の内容を参考にして、通訳者としての心構えやマナーをしっかりと理解しておきましょう。

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