通訳者が教える中国語講座 初級
- 全10回
- 課題添削 1回
- 受講期間 約6カ月
受講料 37,400円(税込)

毛 燕(中国語会議通訳者、サイマル・アカデミー講師)
- 半年~1年程度の中国語学習経験があり、さらにしっかりとした中国語の基礎力を身につけたい方。
- 大学の第2外国語等で学習経験があるが、改めて中国語を始めたい方など。
中国語検定4級~3級(本講座はすべて日本語で行われます)
テキスト(PDF)、演習課題音声(MP3)
ICレコーダーなど、音声を録音できる機器が必要です。

教材をダウンロード
教材は受講画面からダウンロードできます(PDF形式)。国内の方はプリントアウトしたものをお送りしています。


レッスン動画を視聴
動画を視聴してレッスンを受講します。
受講画面には全レッスンが掲載されているので、ご自分のペースで受講できます。
演習音声(MP3形式)をダウンロードすれば、携帯音楽プレーヤーでも学習できます。
動画はiPhone 4以降、iPadに対応。PCを開かなくても快適に視聴できます。



レッスンタイトル | 内容 | 時間 | |
---|---|---|---|
1 | 家族 (基本文法の確認1) |
自分と家族についての紹介文を通して、“是”の文、形容詞の文、前置詞“在”、動詞“有”“在”、助動詞“想”、動詞述語文 などを確認します。 | 約36分 |
2 | 家族 (基本文法の確認2) |
第1課に引き続き、家族についての紹介文を通して、連動文、完了・実現を表す“了”、現在進行の表現、近い未来の表現“快要/就要~了”、“是~的”構文、数量詞 などの表現を確認します。 | 約42分 |
3 | 自己紹介 (様態補語) |
初めて中国に赴任して現地の中国人に会う場面をテーマに、「自己紹介」の表現と「様態補語」を学習します。また、この課から、通訳訓練法を取り入れた練習が始まります。第3課では、シャドーイングに挑戦します。テキストを見ながら聞こえてくる中国語音声を声に出して繰り返すことで、スピードやリズム、声調を身につけます。 | 約41分 |
4 | 予約 (結果補語) |
レストランに電話をかけて予約する場面をテーマに、「予約」の表現と「結果補語」を学習します。また、通訳訓練法を取り入れた練習として、ディクテーションに挑戦します。第4課では、穴埋め形式で、本文の要旨を把握するのに必要な単語を書き取る練習です。 | 約32分 |
5 | ショッピング (“把”構文) |
旅行先の中国でのショッピングをテーマに、「ショッピング」に関する表現と「“把”構文」を学習します。通訳訓練法を取り入れた練習では、リテンションに挑戦します。キーワードを頼りに聞こえてくる音声を声に出して繰り返していきます。 | 約33分 |
6 | 道順の尋ね方 (方向補語) |
目的地までの行き方を尋ねている場面をテーマに、「道順の尋ね方」に関する表現と「方向補語」を学習します。今回は、第4課で練習したディクテーションで、全文書き取りに挑戦します。 | 約43分 |
7 | 料理の注文 (可能補語) |
レストランで注文する場面をテーマに、「料理の注文」表現や中国語のメニュー、「可能補語」を学習します。また、第3課で練習したシャドーイングに再度挑戦し、できるだけテキストを見ないで、聞こえてくる音声だけで、ついていけることを目指します。 | 約48分 |
8 | 趣味 (使役・受身) |
「趣味」についての会話をテーマに、「使役・受身表現」を学習します。通訳訓練法を取り入れた練習では、第5課で取り上げたリテンションに再度挑戦します。今回は、キーワードなしに、聞こえてくる音声を繰り返す練習です。 | 約46分 |
9 | 電話のかけ方 (複文・呼応表現1) |
中国の企業に電話をして伝言を残す場面をテーマに、「電話のかけ方」に関する表現と「複文・呼応表現」を学習します。また、第3課、第7課で練習したシャドーイングを取り上げ、ICレコーダーで練習音声を録音することで、自分の発音・四声を確認します。 | 約37分 |
10 | 診察 (複文・呼応表現2) |
病院での「診察」をテーマに、第9課に引き続き、「複文・呼応表現」を学習します。第4課、第8課で取り上げたリテンション練習を、今回もICレコーダーで録音し、自分の弱点を確認することで、中国語のレベルアップを図ります。 | 約46分 |

受講者のみなさまへ
中国語は日本語と同じく漢字を使う言語であることから、日本人にとって親しみやすい反面、日本語と違って声調があり、母音や子音の発音も異なるので、他の言語を学習するときと同様に、発音やリスニング、スピーキングの反復練習が大変重要です。
通訳者が教える中国語講座では、インターネットでも効果的に聞く・話す力をアップさせることができるように、通訳訓練法を取り入れています。
私自身も通訳者になる前にサイマル・アカデミーで通訳トレーニングを受けた際、シャドーイング、リテンションなどの訓練法を教わりました。通訳者として仕事をしはじめた頃、その効果を実感したのを今でも覚えています。
この講座でもこれらの通訳訓練法を用いてレッスンを進めていきます。最初は難しい訓練法もあるかと思いますが、皆さんも繰り返し練習することでこの方法に慣れて、一緒に学習を進めて行ければ幸いです。
