
講師からの言葉を、現場でも勉強でも大切にしています
英語通訳者養成コース松原 海美さん
サイマル・アカデミーに入学したきっかけ
10年ほど複数の会社で社内通訳をしていたのですが、ほぼ独学だったので「本当に自分のやり方でよいのだろうか」「どういうところを改善したらよいのだろうか」という漠然とした不安をずっと感じたまま仕事をしていました。思い切って一度基礎から勉強し直して、業界で活躍されている経験豊富なプロの先生からフィードバックをもらいたい、という気持ちがありました。
さらに、一緒に成長できる仲間やコミュニティが欲しいと思ったのも理由です。
思い出に残っている講師の言葉
印象に残っている講師の先生方の言葉は本当にたくさんあるのですが、「通訳は究極のサービス業」という言葉を聞いた時は心からはっとしました。普段の勉強、お仕事の準備、実際のお仕事の際のパフォーマンス、すべてに通じる言葉で、絶対に忘れてはならない言葉だと思って大切にしています。
クラスメイトの存在
クラスメイトとは、クラスの外で勉強会をしたり、情報交換をしたり、食事会をしたり、といった経験があったからこそ、卒業までアカデミーを続けられた気がしています。仕事と授業の両立に苦労することが多かったのですが、クラスの雰囲気がよかったので頑張れましたし、毎回授業が難しいながらも楽しかったです。
今後の目標
私は地方に住んでいるのですが、通訳の仕事についていえばインバウンドの増加であったり、地方の企業の海外進出増加であったり、それに対応する地方自治体の動きであったり、ニーズは確実に増えていると感じています。そういった地方のニーズに寄り添って成長のお手伝いをしていきたい、と思っています。
それと同時に、ステップワーク軽く国内外の仕事にもどんどん挑戦して経験と知識を増やしていきたいと思っています。
これから通訳者をめざす方へメッセージ
普段から、いろいろな分野の知識を身につけておくことが通訳デリバリーの品質に直結しますし、これはアカデミーでもいろいろな講師の先生方もおっしゃるところです。こう聞くと、とにかく勉強しなくては、と少し重たい気持ちになるかもしれませんし、私自身も最初はそう感じたのですが、むしろ、普段興味をもったことが通訳の意外な場面で役に立つ、というのが私が実感するところです。世の中や人に対する好奇心が自分のスキルアップにつながる、という不思議でやりがいのあるお仕事だと感じています。どうか自分の知識を広げることを楽しんでいただきたいと思います。
松原さんの受講クラス
通訳Ⅱ→通訳Ⅲ→通訳Ⅳ→会議通訳Ⅰ→会議通訳Ⅱ