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Column

小松達也の訳せそうで訳せない日本語

同時通訳の第一人者である小松達也が教える、あいまいな日本語をスムーズで自然な英語に訳すコツ。
通訳者、翻訳者をめざす方だけでなく、英語をうまく話したいと思うすべての方の表現力アップに役立ててもらえたら幸いです。

  • はじめに

    はじめに、小松達也よりみなさまへメッセージです。

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  • 第1回「当たり前、当然」

    当たり前、当然。特別難しい表現ではないですが、自然な英語にするには文脈によって使い分けが必要です。

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  • 第2回「遠慮する」

    日本語での「遠慮する」、あなたなら英語でどのように表現しますか?

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  • 第3回「メドが立つ(つく)」

    微妙なニュアンスを含んだこの日本語、あなたなら英語でどのように表現しますか?

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  • 第4回「風通しのいい」

    比喩を使っている表現の典型的な例の一つです。用例では文字通りの言い方と比喩的な表現を並べて示します。二つを比較して、意味がどう移っているかを見てみましょう。

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  • 第5回「けしからん」

    「けしからん!」と怒号を飛ばす、“昔ながらの日本の親父”を思い起こさせるようなこの言葉、あなたならどう訳しますか?

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  • 第6回「苦労する」

    「若いうちの苦労は、買ってでもしろ」などという言葉は、皆さんもよく耳にされるかと思います。さてこの表現、あなたならどう訳しますか?

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  • 第7回「先送りする」

    すぐに取り掛かるべきと分かってはいてもとりあえず「先送り」して、後々困ってしまうというのは誰しも経験があるのではないでしょうか。

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  • 第8回「味のある」

    「あの寿司屋の大将は味があるねぇ」など、なんともいえない魅力について使ったりするこの言葉、あなたならどう訳しますか?

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  • 第9回「カッコいい」

    「あんなカッコいい車を持っている人がうらやましい」なんて言いたいとき、あなたならどう訳しますか?

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  • 第10回「うらむ」

    強い怨念を感じさせることもあるこの微妙な日本語、あなたなら英語でどのように表現しますか?

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  • 第11回「~を中心に」

    色んな場面で使われる言葉だからこそ、その時々で訳し方を変えたくなります。あなたなら英語でどのように表現しますか?

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  • 第12回「だらしない」

    社会に出ればしっかりしているが、プライベートでは「だらしない」なんてことも、ありますよね。

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  • 第13回「こだわる」

    『ものづくりの国・日本』とよく言われますが、良いものをつくることの根底には、やはり日本の「こだわり」があるような気がします。「こだわる」はまたネガティブな場面で使うこともありますね。

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  • 第14回「反省する」

    様々な状況下で直面する「反省」の場面。適切な英語での表現ができるように準備しておきたいですね。

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  • 第15回「どんどん」

    太鼓を「どんどん」と勢い良く叩くなどの擬音語の他、「どんどん」と勢いよく物事が進む擬態語としても使われますね。具体的な状況に合わせて、表現を使い分けていきましょう。

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  • 第16回「思い切った(思い切り)」

    大人しい日本人が意を決して行動する時に使われるこの言葉。人生には思い切りが必要な場面もありますよね。

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  • 第17回「素直な(に)」

    恋愛ドラマのタイトルや、ポップソングの歌詞等で、「素直に」なれなかったり、「素直な」ままでいたかったり、といった内容を見かけることも多いですね。

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  • 第18回「厳しい」

    暑さや寒さ、指導の徹底ぶりや経済についてなど、あらゆる場面で使われる「厳しい」という言葉。ニュアンスをそのままに、英訳してみましょう。

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  • 第19回「大事(大切)にする」

    よく使う表現ですが、具体的なその程度がはっきりしていない場合も多いですね。訳出のバリエーションを増やして、より適切な表現を目指しましょう。

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  • 第20回「本格的な」

    意味がはっきりとしているように感じるこの言葉ですが、いざ訳してみようとすると適当な表現に迷いますよね。例文や訳例、解説を覗いてみましょう。

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  • 第21回「軌道に乗る(せる)」

    「景気回復が軌道に乗る」など会議やニュースでもしばしば使われます。あなたなら、どう訳しますか?

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  • 第22回「地味な」

    普段何気なく、「地味な色の服だ。」とか、「あの人は地味だけど、きちんとしている。」などと使っているこの言葉。まずはこの言葉の正確な意味を知るところから始めましょう。

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  • 第23回「行きづまる」

    ビジネスでも日常生活でも、あらゆる場面で使われること表現。日本語ではイメージしやすいですが、英語に訳すとどうなるでしょう?

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  • 第24回「推移する」

    政治、経済、数値など様々なビジネスシーンで使われることの多いこの言葉。あなたなら、どう訳しますか?

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  • 第25回「覚悟する」

    日常のささいなことから大きな政治的な決断まで、「覚悟する」場面は沢山あると思いますが、どのような英訳にしたらニュアンスが伝わるでしょうか?

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  • 第26回「筋を通す」

    政治の世界以外でも、任侠映画等でも耳にすることが多い気がしますが、この言葉、あなたならどう訳しますか?

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  • 第27回「迎合する」

    よく政治の世界で、ネガティブな表現として使われる言葉ですね。このネガティブなニュアンスをどう訳しますか?

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  • 第28回「タイミング」

    元々は英語の表現が日本語になった例で、ここから更に英語に訳す場合、どの様なことに気をつけていけばよいのでしょうか?

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  • 第29回「がんばる」

    ここ一番という大切な時には、「がんばれ」と励ましたり、自ら「がんばる」ことを決意したりするこの言葉。あなたなら、どう訳しますか?

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  • 第30回「突出する」

    「他よりも抜きん出て目立つこと」という意味の「突出する」。なぜ目立っているのか、に着目することがポイントです。

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  • 第31回「おかしい、おかしな」

    「おかしい」は何でもない表現のようでいて、通訳者を最も悩ませる微妙な言い方の一つです。どのような訳語があるのでしょうか。

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  • 第32回「切り抜ける」

    日本人ならではの、ある状況を脱することを思わせるこの言葉、あなたなら英語でどのように表現しますか?

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  • 第33回「まとめる」

    きわめて基本的な日本語の表現ですが、英語では様々な訳語を考えることができます。

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  • 第34回「開き直る」

    「開き直る」は、英語にしにくい日本語表現のひとつで、この表現を使用する際、どういう行動、心理を表しているのかポイントとなります。

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  • 第35回「車の両輪」

    この表現が使われはじめたのは江戸時代。「分けることのできない」という意味をどう訳しますか?

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  • 第36回「体質」

    人以外にも、団体や業界などの性質や傾向について使われることの多いこの日本語、英語でどのように表現するのでしょうか?

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  • 第37回「中途半端」

    「中途半端」というのは「中途」と「半端」という二つの言葉が合わさった表現です。それぞれの使用例から訳語を考えてみましょう。

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  • 第38回「壁にぶつかる」

    語学を学習していて上達がなかなか見えてこず、「壁にぶつかる」ことが時々あります。この言葉にぶつかったとき、あなたならどのように表現しますか?

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