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通訳者になるにはどのような勉強をすればいいの?

通訳者になるために必要なスキル

通訳者になるためには、語学力以外のスキルも必要です。そのため、学生時代に英語の成績が良かったり、TOEICで高得点を取ったりしても、それだけで通訳もできるというわけではありません。

まず、通訳者は話し手の言葉を聞きながら、すぐにその内容を理解し、変換して話すことを母国語と外国語の両方でできなければいけません。そのため母国語と外国語両方を聞き取るスキルと、相手の言ったことを瞬時に理解するスキルが必要とされます。

次に、母国語の能力も必要不可欠と言えます。通訳をする際、「日本語での言い回しがわからない」など、日本語が正しく使えないと通訳者としての役割を果たすことができません。そのため、様々なジャンルの幅広い語彙を習得することが求められます。

また、通訳は「人対人」のコミュニケーションでもあるため、基本的なマナーや身だしなみはもちろん、相手や状況に応じた表現を使うことも大切です。例えば同じテーマの講演会でも聴衆が学生の場合はできるだけわかりやすい言葉を使い、業界の関係者が対象の場合は専門用語を使う方が、より伝わりやすいことがあります。

このように、語学力のほかに重要なスキルとしては、「人の話を聞く力、理解する力」、「高い母国語の活用能力」、「コミュニケーション能力」といったものが挙げられるでしょう。

通訳者になるための勉強方法

上記でも述べた通り、通訳者は聞いたことを瞬時に理解して訳すスキルが必要です。そのためには、クイック・レスポンスやパラフレージング、リテンション、リプロダクション、などの通訳トレーニングを積んで、まずは逐次通訳ができるようになることをめざします

また、海外のドラマやアニメ、ニュースなどのテレビ番組を利用して英語力や通訳スキルを鍛える方法もあります。これらはバイリンガル放送(主音声が日本語、副音声が英語など)になっている場合が多いので、番組を録画しておき、それぞれ聞き比べるのも有効な手段と言えます。

さらに、通訳者は様々な話題やジャンルの単語を覚えておく必要があるので、新聞やニュースなどで積極的に情報収集し、話題のトピックや関心が高い言葉にもアンテナを張っておくことが大切です。

通訳者になるための勉強は独学では限界があるので、通訳を専門としているスクールに通うのが通訳者への近道と言えるでしょう。通訳スキルの習得だけでなく、自分の訳出について講師から客観的に評価してもらえる、同じ目的を持ったクラスメートと学ぶことで目標意識が高まる、といったメリットがあります。

通訳を勉強するためのスクールの選び方

外国語を勉強できる語学スクールは数多くありますが、通訳者をめざすなら通訳者養成コースのあるスクールか、通訳に特化した学部のある大学や大学院などで学ぶのが一般的です。また、自分のレベルに合っているコースがあるかどうか、ビジネス通訳や会議通訳など、自分が希望する通訳の種類に応じたコースが選べるかどうかも、重要なポイントの1つです。

その他には、受講中や修了後に仕事を得られるチャンスやキャリアサポートを行っているかどうか、通訳機材を使用した実践的な授業が行われているかどうかなども重要です。講師が現役の通訳者の場合、実際の通訳現場の話が聞ける、といったメリットもあります。専門スクールへの通学歴は、通訳者として通訳会社(エージェント)に登録する際に見られるポイントの1つになる場合もあるため、学校選びの要素として考える人もいます。

 

通訳者になるために必要となるスキルは、独学のみで身につけることはなかなか難しい部分もあります。そのため、効率よく勉強するためには、通訳のスクールに通うことをお勧めします。