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1つだけではない!通訳の仕事の種類

会議通訳

国際会議やシンポジウム、サミット、政府間協議などの場で通訳を行うことをいいます。政治家や専門家が話す内容を訳す場面が多く、ビジネス通訳より高度な専門知識や語学力が求められます。また、複数国が参加する会議になるとスピーカーの発言を聞きながら訳す「同時通訳」や、訳した言語からさらに他言語へ訳す「リレー通訳」をする場合もあります。

サミットなどの重要な国際会議は大勢の聴衆に向けて通訳を行うため、会議通訳はトップクラスの通訳者が行います。

ビジネス通訳

商談やテレビ会議、社内ミーティングなど大小問わずあらゆるビジネスの場で行う通訳のことをいいます。ビジネス通訳は逐次通訳やウィスパリングで行われることが多く、必要なスキルとしては、語学力はもちろん、一般的なビジネスシーンでの会話力、訳す内容についての専門知識(取り扱う商品や専門用語、企業体質や仕組みなど)があります。

大きな商談では、通訳の質がビジネスの成功に大きな影響を与えることもあるので、ビジネス通訳は非常に重要な仕事といえるでしょう。

放送通訳

海外ニュースを日本語に通訳したり、日本のニュースを外国語に通訳したりする仕事です。放送通訳は、海外ニュースのVTRを通訳者が事前に見て、ある程度情報を整理してから放送する「時差通訳」、話し手の言葉を聞きながら瞬時に通訳する「同時通訳」という方法を使います。海外ニュースの通訳という性質上、ニュースの内容を正確に理解するためには海外の歴史や文化的背景の知識が必要です。また、ニュースにふさわしい、正しい日本語を話す技術も要求されます。

エンターテインメント通訳

エンターテインメント通訳は、芸能人やスポーツ選手、音楽や映画などのエンターテインメント業界での通訳のことをいいます。来日した外国人俳優やミュージシャン、映画監督などのインタビューや記者会見での通訳などが主な仕事です。芸能に対して幅広い知識が必要であるとともに、来日する著名人の個人情報や作品情報など、その人に特化した知識を持つことも重要です。また、正しいマナーや高いコミュニケーション能力も必要とされます。

イベントスタッフ

各種展示会やゲームショー、企業の販売促進やキャンペーンなど、イベント業務に携わる通訳の仕事です。設営面での外国人スタッフとのやりとりのほか、外国人ゲスト向けのナレーターや受付など、様々な通訳業務をこなします。

通訳ガイド

通訳ガイドは、外国人観光客に向けて日本の案内を行います。誰かの話している言葉を訳すというよりは、観光地で日本の文化や社会、観光名所などを外国語で案内するのが基本的な仕事内容となります。通訳ガイドの仕事をするためには、国家資格である「通訳案内士」の取得と、各都道府県へ通訳ガイドとしての登録が必須です。

通訳ガイドは語学力や説明力に加え、お客様への気遣いができるコミュニケーション能力が求められます。また、外国人から様々な質問を受ける機会も多いので、それらに対応できるよう日本に関する多彩な知識が必要です。

コミュニティ通訳

コミュニティ通訳は、学校や役所、病院などで外国人の通訳を行うことにより、日常生活のサポートをする仕事です。在日外国人の急増に伴い、需要が増えているといわれています。中でも、外国人に安心して治療を受けてもらう「医療通訳」は、オリンピック開催に向けて外国人がさらに増えるため、今後の需要が見込まれます。

ボランティア通訳

イベント開催などで一時的に通訳業務が必要となった場合、通訳者を直接雇うのではなく、ボランティアとして募集することがあります。報酬をもらえるわけではないので、なによりもボランティア精神が必要となるでしょう。通訳ガイドやコミュニティ通訳も、年配者を中心にボランティアによる通訳者が多く活躍しているようです。

 

通訳の仕事は今回ご紹介したもの以外にも、たくさんの種類があります。どの種類にしても語学力は必要になってくるので、スクールに通うなどして勉強することをお勧めします。