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めざすのは通訳者?翻訳者?その違いとは

通訳者ってどんな仕事?

通訳者とは、異なる言語を使う人たちの間に入り、話し手の言葉を聞き手が使う言語に変換する人のことをいいます。通訳者の仕事は、「口頭による話し言葉」を扱うことがメインとなります。

 

主な通訳の種類 内容・場面
ビジネス通訳 海外企業との商談や、外国人スタッフとの社内会議など
会議通訳 大規模な国際会議やシンポジウムなど
放送通訳 ニュースの国際放送の同時通訳
通訳ガイド 外国人に外国語で日本の案内をする
コミュニティ通訳 病院、役所、入国管理機関などで外国人のサポートを行う

 

通訳ガイドやコミュニティ通訳などは、学生から年配の方まで幅広い年齢層の人が活躍しているケースが多いです。一方で会議通訳やビジネス通訳は、ビジネス経験やスピード感が求められるため、30代以上で社会人経験のある人がなることがほとんどです。

通訳者に向いている人の特徴

通訳者の仕事は「接客業」の1つであり、語学力のほかに対人スキルが重要です。あらゆる人の通訳をすることになるため、人とコミュニケーションをとるのが好きな人や、人前に出ることが得意なタイプの人が通訳者に向いているといえます。
また、中にはちょっと苦手に感じるお客様に出会うこともあるかもしれません。そのような場合でも笑顔でしっかりと相手と向き合えることも必要です。

さらに、通訳の業務では日々違う分野を取り扱うことも多いため、あらゆる分野の知識を取り入れる好奇心や探求心も大切です。ビジネス通訳の場合、「IR関係の通訳の翌日に、環境問題の通訳とIT企業の社内会議の通訳の仕事が入る」ということもあるので各分野のことについてしっかりと勉強しなくてはなりません。

翻訳者ってどんな仕事?

翻訳者の仕事は、異なる言語の文章を相手の言語に変換することです。通訳者は話し言葉を基本とするのに対し、翻訳者は書面での仕事がメインです。

 

主な翻訳の種類 内容
産業翻訳 企業で使用する資料やマニュアル、契約書など
出版翻訳 外国語の小説、絵本など
映像翻訳 ドラマや映画、アニメなど

 

また、各業界の専門知識が必要な場合が多いのも特徴です。社会人として様々な経験を積んでから、定年後に転身するケースも少なくありません。業務形態としては、企業に翻訳者として勤務する以外に、フリーランスで活躍している人も多く、自分のペースで仕事ができるのも人気の理由の1つです。

翻訳者に向いている人の特徴

翻訳者の仕事は、1つのことに対して掘り下げて物事を考え、じっくり取り組める人向きといえます。書面での仕事がメインになるので、人と話す際に遠慮がちになってしまう人でも、問題なく取り組めるでしょう。

また、翻訳者には、原文を忠実に訳すことができる従順性や、翻訳コーディネーターからの校正や再翻訳の依頼など、様々な注文への対応力も必要です。このような指示や要望に従える柔軟性や素直さも求められます。

通訳者と翻訳者にはそれぞれ違う特徴があります。語学を活かした仕事がしたいという方は、それぞれの特徴を把握した上で、自分の考え方や性格に合ったものを選ぶことをお勧めします。また、これらの仕事は「定年や年齢制限がない」職業でもあるため、近年はシニアの方も増えており、長く続けられる仕事をしたいとお考えの方にもお勧めの職業だといえます。
通訳者や翻訳者の仕事に興味のある方は、スクールに通うなどして勉強を始めてみてはいかがでしょうか。