過去の実践ワークショップ

2020.03.14 大阪校 翻訳者もてこずる英文

英語

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このソフトウェアは動画や写真を共有するためのツールを提供する。 この日本語訳、いかがでしょうか?間違ってはいないが、日本語としてちょっと不自然…。でも、ちょっとした発想の転換で読みやすい訳文に変えることができます。
本講座では、実務・出版翻訳の現場からプロ翻訳者をてこずらせた英文と“ちょっとぎこちない”訳出例を、品詞別に多数ラインナップ。てこずってしまう原因と“自然な日本語訳”にするプロセスを一緒に考えていきます。
講座を担当するのは、産業・出版両分野の翻訳で豊富な経験を持ち、訳文の読みやすさに定評のある三木俊哉氏。楽しみつつ、集中的に学び、あなたの英→日翻訳スキルをワンランクアップさせるワークショップです。

※上記サンプルの自然な日本語訳はワークショップ時にお披露目!

《 参加者の声(東京実施)》

  • 現場から直接持ってきていた教材がよかったです。
  • 説明が実践に即していて、すぐに役立ちました。
  • 他の参加者の実体験に基づく意見が聞けてよかったです。
  • 質問に丁寧に答えていただいて、ありがたかったです。

>講座概要(PDF)

対象者 翻訳実務経験1年以上の方、またはそれに準ずるレベルの方
※翻訳実績表の提出は不要です。

定員 12名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
英→日 3/14(土) 13:00~16:00 大阪校 ¥9,000

 

【講師】三木俊哉

京都大学法学部卒業。サイマル・インターナショナル登録翻訳者として産業翻訳(英日・日英)、校閲に従事する一方、多くの訳書も手がける。訳書に『ストレッチ』、『神経ハイジャック』、『スノーデンファイル』、『世界はひとつの教室』など。

2020.03.14 東京校 翻訳チェッカー講座

英語

「チェック(校閲)」は翻訳を最終形態に仕上げるうえで極めて重要なプロセスです。チェッカー(校閲者)は誤訳、訳抜け、スペルミス、数字、単位、固有名称の定訳などを、原文と訳文を照合しながらチェックします。
このクラスではサイマル・インターナショナルのガイドラインを参考に、チェック手法を学習します。チェックスキルの学習は翻訳力向上にも有益です。クラスは演習課題別に英日と日英に分かれています。

対象者 翻訳実務経験1年以上の方、またはそれに準ずるレベルの方

定員 8名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
英→日 3/14(土) 10:00~13:00 東京校 ¥17,490
日→英 3/14(土) 14:00~17:00 東京校 ¥17,490

 

【講師】沢田陽子(英→日)
津田塾大学卒業、英ロンドンメトロポリタン大学院応用翻訳学修士課程修了。英系証券会社、米系コンサルティング会社などに勤務後、実務翻訳者に。現在はサイマル・インターナショナルの英日翻訳、英日・日英翻訳の校閲に従事している。

【講師】内野富士子(日→英)
ウェスタンミシガン大学経営学修士課程修了後、外資系メーカーの経理業務に従事。退職後、サイマル・アカデミーを受講し卒業。現在はフリーランスの翻訳者。得意分野は会計、ファイナンス、コーポレートガバナンス等

2020.03.08 大阪校 日英翻訳 コーパス活用術 ~ コーパスで自然な訳出へ ~

英語

英語に翻訳をする際、「適切な語彙選択、自然な英語表現」は日本人翻訳者にとって永遠のテーマです。
このクラスでは、応用言語学のひとつEnglish for Specific Purposes(ESP)のアプローチに基づいたジャンル分析とコーパスツールを活用し、効率・効果的な翻訳手法をご紹介します。
コーパスは、書籍・新聞・雑誌・論文や口頭発表、スピーチなどで使われている言葉の用例を集めたデータベースです。コーパスで検索すると、語句の使用頻度・構文パターンや連語の特徴が分かり、より適切で自然な英語表現ができるようになります。
授業では実際にコーパスを使い検索した結果を分析しながら、結論を導き出すプロセスを紹介し、最終的にはご自身のニーズにあったコーパス作成へとつなげます。

※授業ではコーパス作成の実演を行ないます。授業内でご自身のコーパス作成を希望される方は、各自パソコンをご持参ください。
※授業は英語で行ないます。

>講座概要(PDF)

対象者

TOEIC 860点(サイマル・アカデミーレベル:A-1)以上で、下記のいずれかに該当する方
※申込フォームにレベルをご記入ください

  • 翻訳経験がある方
  • 翻訳訓練を受けたことがある方
  • 企業等でライティングに携わっている方
  • その他、コーパスにご興味のある方

定員 15名

言語 受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
日→英 3/8(日) 13:00~16:00 大阪校 ¥17,490

 

【講師】野口ジュディー

翻訳者、言語学博士。2017年3月まで神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部長。現在は名誉教授。専門英語教育(主に科学技術英語)をはじめ、学術英文翻訳、実務翻訳に従事。著書「Judy先生の英語科学論文の書き方」、「臨床薬学英語」など。

2020.03.07 東京校 日仏同時通訳ワークショップ

その他

脳が同時通訳に対応できるようになるためには500時間の同通トレーニングが必要といわれていますが、フランス語と日本語の同時通訳の訓練を受ける機会や仕事の数は、決して多くありません。

本ワークショップでは、実際に同時通訳ブースに入って仏⇔日の双方向の通訳を行い、講師が個別にアドバイスいたします。
ご自身の通訳へのフィードバックと他の参加者の通訳パフォーマンスから学ぶことで通訳スキルに磨きをかけるとともに、プロ通訳者としての活躍の場を広げるきっかけづくりにもなるワークショップです。

対象者 通訳実務経験3年以上、かつ会議通訳(同時通訳)経験のある方、またはそれに準ずるレベルの方

定員 12名

受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・授業料込)
3/7(土)・3/14(土) 15:30~17:30 東京校 ¥25,080

【講師】菊地歌子

フランス語会議通訳者。関西大学外国語学部名誉教授。日本にてフランス語教授資格ブルヴェ(Brevet)を取得後、フランス政府給費留学生として渡仏。実験音声学を専門とし博士号を取得。帰国後、フランス語講師および会議通訳者として活躍中。

2020.02.23 東京校 GMP査察通訳セミナー

英語

100回を超えるGMP監査・査察通訳の経験から学んだ、GMP査察における通訳者の役割、頻出単語や表現、訳出のポイントを解説します。
また、査察の目的・流れ・査察対応者の役割を理解することにより、SMEがスムーズに理解・対応できる訳出が可能になります。
査察官の質問の意図を正確に捉え、SMEや他の対応者が回答をイメージしやすい適切な用語で訳出するコツや、査察対応側の回答を英語話者が理解しやすい順序に整理し、査察官をイライラさせないスピーディーな訳出をするためのコツを考察します。

≪ 内容 ≫

  • HOT TOPICS
  • GMP文書の英訳例と解説
  • 査察への備え(プラントツアー、文書レビューなど)

★ 当日の様子は授業レポートにて公開中!詳しくはこちら

対象者 通訳実務経験がある方、または通訳訓練経験がある方
※実績表は不要です。

受講期間 時間帯 受講校 授業料
(教材費・消費税込)
2/23(日・祝) 13:00~15:30 東京校 ¥9,000

 

【講師】西手夕香里

通訳・翻訳修士。シミックホールディングス株式会社人財部Senior Interpreter。シミックファーマサイエンス株式会社信頼性保証本部薬事スタッフ(通訳担当)。
Monterey institute of international studies (MIIS) 通訳翻訳修士課程終了。自動車関連大手企業で8年 (うち米国勤務が7年) 、米国系大手製薬企業で3年、社内通訳経験を積んだ後に独立。
規制当局によるGxP査察の通訳を中心に医薬分野でフリーランス通訳をしていたが、グループ会社の査察通訳がきっかけで2016年5月にシミックホールディングスに入社。
非臨床と臨床を中心に、基礎研究から市販後までのプロジェクトに通訳・翻訳者として関わる。